植物細胞水

植物細胞水とは、植物中にある水のみを抽出したものです。水を加えることなく蒸留するため、植物が作る水と香りのみで出来ています。無色透明の水で、植物の種類や抽出する部位 (花・葉・樹皮・根) によって、水の特性や香りが異なります。

抽出 - EXTRACTION -

減圧と低温での蒸留は、水を加えることなく植物に含まれる水や精油成分の抽出を可能にします。

これらの条件は、蒸留水の酸化を抑え、特定の性質を持つ水を得ることが出来ます。


- 蒸留例 -

柚子(シトラスジュノ)の蒸留

植物から細胞水を取り出す方法では、減圧蒸留という方法を用います。これは蒸留機内の圧力を下げることで、低温・無酸素状態で植物の水を抽出する技術です。これは35℃の低温で植物を固形部分と液体部分に分離する技術です。

低温・無酸素状態で蒸留を行うため、香りの変質や酸化などが少ないのが特徴です。一般に植物から香り成分を抽出する技術には、水蒸気 蒸留という方法があります。これは植物の花や葉などを水蒸気で蒸し、蒸気と一緒に出てくる香り成分を冷やすことで、芳香蒸留水や精油を得る方法ですが、一方、減圧蒸留乾燥法では、一切の水を使用することなしに、植物から直接、芳香水や精油を抽出できる技術です。

- 蒸留製品 -

蒸留後の植物

植物の栄養素とミネラルを含んでいます。


植物細胞水


エッセンシャルオイル

植物ごとの精油を取ることができます。


化学分析 - SCIENTIFIC ANALYSIS -

- 表面張力 -

表面張力とエネルギーの高さ

水などのエネルギーを調べるには’‘表面張力’‘という一つの指標があります。この値を調べることで、その水がどの位のエネルギーを持つかの一つの指標となります。水分子の振動が大きくなると、この値が下がり、水分子の振動が小さくなると、この値が上がります。この値を調べることで、その水の持つエネルギーを評価することができます。


水の表面張力と温度の関係

この表面張力は温度依存で、温度が上がるとこの値が下がり、温度が下がるとこの値が上がります。通常の水は20°Cで72.75dyn/cmの表面張力を持ちます。温度が40°Cになるとこの値が69.59に、100°Cでは58.85となります。

表面張力を表す単位は[N/m] [dyn/cm]で表されます。

【表.1】

20°C 72.75

40°C 69.59

60°C 66.18

80°C 62.61

100°C 58.85 [dyn/cm]


この上の表.1は、温度と表面張力の関係を表したもので、水温が上がり、水の運動エネルギーが活発になると表面張力が下がり、水温が下がり、水の運動エネルギーが低下すると、表面張力が上がるということを表しています。

この表面張力の値は水が変わらなければ一定で、温度が上がれば下がり、温度が下がれば上がります。しかし機能性を持った水の中には、20°Cでの表面張力値が、100°Cの熱湯よりも低い値を持つものがあります。

私たちが洗濯や食器などを洗う時には、冷たい水よりぬるま湯で洗った方が汚れが落ちやすいことを感覚で知っています。 これは20°Cの水で洗うよりは、60°Cのお湯で洗った方が、水のエネルギーが高く(振動が大きく)汚れが落ちやすいという理由からです。

下の写真では、左側容器の水の表面に盛り上があり、右側の水の表面は盛り上がりがあまりありません。この水面の盛り上がりが少ない水ほど表面張力が低くなります。

植物細胞水の中では、ハマナスの花水の表面張力が特に低く、20°Cにおけるこの値は43~48ダインでした。 この値だけを比べるならば、20°Cにおけるハマナス細胞水のエネルギーは100°Cの熱湯よりも高いということになります。


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